社団法人 日本建築積算協会 関東支部
 The Building Surveyor’s Institute of Japan from KANTO Branch
BSIJマガジン~Kanto~【臨時便 No.2】  
「建築積算士の2次試験お疲れ様でした。」  ~伊藤周作~
 先日、建築積算士の2次試験の補助員をしてきました。

2次試験を受験された方お疲れ様です。長い時間にわたって図面と電卓に向かうのは大変だろうといつも思います。でも職場も同じような感じかもしれないですね。ぜひ合格出来ているといいですね。

そこでこんな話題をお伝えしたいな~と思いました。
現在、全国で建築積算士は約13,000人、コスト管理士は約1,200人を超えるくらい登録されています。
一級建築士は日本建築士会連合会のHPでは、343,650人の登録者がいます。

建築業界に限らずですが、必ずコストがわかる人が必要です。
それなのに一級建築士の数に対して建築積算士・コスト管理士はたった約4%しかいないのです。

当然登録者数で一概に言えることではないですが、単純に考えると一級建築士が一人一棟設計してしまうと、積算士の方は一人25棟もの積算をしなくてはならない。想定の話ですが・・・。

とは言え、建築業界でも数量・コストが出せる技術は結構貴重な存在じゃないか。
新たな建築積算士の誕生を期待し、合格をお祈りしてます。