社団法人 日本建築積算協会 関東支部
 The Building Surveyor’s Institute of Japan from KANTO Branch
フォーラム10【No.11】
南米アコンカグアに挑戦 ~鹿島建設 高久真一~
今年(2015)の正月に、南米アンデスのアコンカグア山に登って来ました。
アコンカグア - Wikipedia

成田→ダラス(アメリカ)→サンチャゴ(チリ)→メンドーサ(アルゼンチン)を飛行機で2日間
メンドーサ→ロス・ペニテンテス→レンジャーステーションを車で1.5日間
レンジャーステーション→コンフルエンシアを歩いて3日間(高度順応を兼ねて、一部寄り道しながら)

12月26日、標高4,230mのベースキャンプ(BC)に辿り着きました。
BCには厨房、食堂、インターネット施設、シャワーブース等の常設テントがあります。



▲ベースキャンプの風景。テントの後ろに見える山が、目指すアコンカグアです。

【アタック初日】

現地の天気予報により頂上アタック日を1月4日と設定し、1月1日の元旦早朝にベースキャンプを出発。
目標である標高4,900mのキャンプ1(C1)に到着。時刻は15時。
夕方がら天候が崩れ、翌朝C1周辺は雪で真っ白でした。積雪5~10cmくらい。


▲キャンプ1(C1)、早朝テントを片付けています。

【2日目】
1月2日は標高5,400mのキャンプ2(C2)まで登り、テント泊

【3日目】
1月3日は標高6,000mのキャンプ3(C3)まで登り、テント泊


▲C3からアコンカグア山頂を望む

【4日目】
1月4日、早朝3:00にC3を出発し、頂上アタックを開始。
日の出前は風があり非常に寒く(恐らく氷点下20℃以下)、
ダウンジャケットを重ね着し、手袋も予備の一番厚いものに換えて登りました。
幸い日の出とともに風が収まり晴天にも恵まれて、
難所のグラン・カナレタ(大岩溝)も無事に通過し、
13時にアコンカグア山頂(6,959m)に立つことができました。


▲山頂は広く、目印の十字架にはカラフルな布が巻き付けられていました。
(顔がむくんでいるのは気圧のせい?)
関東支部役員として、さり気なく「日本建築積算協会」をアピール


▲アコンカグア山は双耳峰
北峰(主峰)頂上から、南峰のピーク(6,930m)を眺めたところ。