公益社団法人日本建築積算協会 関東支部
The Building Surveyor’s Institute of Japan from KANTO Branch

奥多摩むかし道 ハイキング(2021/11/20)

「奥多摩むかし道」は奥多摩駅から小河内ダムまでの
旧青梅街道を利用した人気のハイキングコースです。

奥多摩ホームページ
奥多摩むかし道コース紹介


 緊急事態宣言も解除され、東京の新規感染者も10人台と激減(11/20現在)、関東支部としては2年ぶりのアウトドアイベントです。天候に恵まれ紅葉の色付き具合もバッチリでした。

スケジュール


奥多摩駅には宣言解除を待ちわびた
大勢の観光客がいらっしゃいました。
シッカリと感染対策をしつつ
ハイキング&登山の準備をしています。
本編の奥多摩むかし道に入る前にチョット寄り道
駅近くの氷川小橋からの眺めです。
青梅街道を見上げた写真。いきなりの絶景!

いよいよ「奥多摩むかし道」に入っていきます。
この道は、奥多摩駅付近から小河内ダムまでの
旧青梅街道を利用した人気のハイキングコースです。
距離9.4km
少し歩くと謎のトンネルを発見!


このトンネルは小河内線廃線跡の一部でした。
正式名称は「東京都水道局小河内線
東京の水がめ、奥多摩湖小河内ダムの建設用に敷設した貨物線
1952年(昭和27年)~1957年(昭和32年)まで運行していたそうです。
各所でこの廃線跡を目にします。
廃線マニアにはたまりません。



道沿いにお地蔵様の集団が、、、
木魚を抱いたお坊さんにほっこり
何地蔵でしょうか?
槐木 ( さいかちぎ )マメ科の槐(さいかち)の巨木
ここでトイレ休憩

支部長を先頭にソーシャルディスタンス
を保ちながら先に進んでいきます。
また、廃線が見えました。

中間地点の【不動の上滝】で昼食をとります。
横を流れる清流には渓流魚が泳いでいます。

食後に記念撮影

奥多摩湖に向かって再出発 【弁慶の腕ぬき岩】
岩の左下に腕が通る程の穴が開いており
「弁慶の腕抜き岩」と呼ばれるようになったそうです。


【しだくら橋】
惣岳渓谷に架かる吊り橋
手前の張り紙には「2人以上で渡らないで下さい。」
と書いてあります。
【惣岳渓谷】
しだくら橋から惣岳渓谷を見下ろします。
巨岩がごろごろ、荒々しくダイナミックな眺めです。



【惣岳(そうがく)の不動尊】
明治時代、惣岳の奥平庄助により成田不動尊を
勧請・祭祀したそうです。
薪がたくさん割られています。
冬支度でしょうか?


ちょっと休憩、紅葉が鮮やかです。 紅葉のトンネルを通っていきます。

後半になるにつれ勾配がきつくなってきました。
ダム越えをするため急こう配の道が続きます。
道幅も細くなってきました。
またまた休憩タイム
少々バテ気味

ダム越えの頂上
眼下には奥多摩湖が見えてきました。
後は下るだけです。
ダム越えも終わり道端に目をやると
ニノキン(二宮金次郎)を発見!
座って本を読んでいるあたり時代にマッチしてます。

ようやく奥多摩湖に到着
湖面はしんと静まり返り、厳かな雰囲気が漂っています。
時計を見ると予定時刻ピッタリ、ナイススケジューリング
ここにも大勢の観光客がいらっしゃいました。
奥多摩駅から直接バスで来た方もいるようです。

雄大な奥多摩湖をバックに記念撮影
最後はマスクをとってパシャリ

帰りはバスでスタート地点のJR奥多摩駅に向かいます。
バスではあっという間でした。





イメージ
最後に駅の近くの「もえぎの湯」で汗を流します。
こちらも大盛況、整理券が配られ20分待ちとのこと。
天然温泉を堪能した後は
お食事処で軽〜く一杯

今回は天候に恵まれ、最高のハイキング日和でした。
コロナ渦でモヤモヤしていた気分も一気にリフレッシュ!
来年はあなたも是非ご参加下さい。(2022年、秋ごろの予定)